Combined Hard and Soft ~書斎ガレージ~

SIMPLEX SX410GT/SP rear derailleur  

1980年代半ばに消滅した名門、仏SIMPLEX社が製造したリアディレイラー。

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海外サイトVeloBase.comを参照すると、SX410の製造時期は1970年代から1980年代前半と記載されています。
SX410
また、SX410GTの製造時期は1970年代後半から1980年代前半となっています。
SX410GT

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直付けタイプの正式名称はSX410GT/SP
ブラケットを介して取り付けるタイプの正式名称はSX410GT/P
(1979「SIMPLEX PIECES DETACHEES」)

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横方向から見ても上下方向から見てもアッパーボディ、パンタアーム、ロアーボディが一列に並ぶ縦型独特の造形。

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プーリー中心間距離75mm(SX410では46mm)のロングケージを採用することで39tのトータルキャパシティ(SX410では26t)を得ています。

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ケージに施された鍍金は上質のものではないものの分厚く、きちんと手入れしてやればよく光ります。

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私の好きなアングル(笑

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ピボットボルトにストッパープレートを勘合する構造となっており、取り扱いを誤るとピボットボルトの勘合部を破損してしまう。
私も1つ駄目にしているので、着脱の際は要注意です。

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ショートケージは格好良い、ロングケージは格好悪い・・・などと言われますが、悪くないと思います(笑

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本体を前方、上から見たところ。
横型に比べて長い本体のボリューム感が、装着した際のチャームポイントだと思います。

パラレルアーム上部にある、パーツNo.2979のボルトが当たる円柱形のパーツがS001Tなどでは時代を下るにつれてプレス製になったりして、1980年代半ばのSIMPLEX製品を見るとコストダウンに苦慮していた様子が窺えます。

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左:SX410GT/SP
右:SJ810GT/SP
LJ1000のロワーボディが組み込まれたSJは、SXに比べて本体とケージ間の距離が長く、当時主流だった5速フリーから6速フリーへの対応を考慮したものと思われます。
もっとも、SXをリヤエンド幅126mmのフレーム&6速フリーで使用していますが問題なく変速しています。

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SIMPLEX SXA52フロントディレイラーとのツーショット

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製造国: France
製造時期: Late 1970's - Early 1980's
Model No.: SX410 GT
重量: 295g
最大歯数: 36t
トータルキャパシティ: 39t
プーリー中心間距離: 75mm
動作:トップノーマル
方式:インラインパラレログラム

加工内容
アッパー&ロワーボディの研削・研磨
自作ブラスバッジ装着(青ロゴ)

現在リフォーム中のランドナーフレームから取り外して、手直ししているパーツの紹介でした。



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