Combined Hard and Soft ~書斎ガレージ~

ひかり電話にしたら凄まじいノイズが・・・  

イデアインターナショナルが販売していた、いわゆるデザイン家電の電話機をデザインの良さに惚れ込んで使っていました。

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しかし、家の電話回線をひかり回線に変えたら、電話で通話中に酷いノイズがのるようになり、NTTに事情を伝えてノイズフィルターを取り付けてもらいました。

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ところが、無いよりはましというレベルでピザの注文にも聞きなおされるくらい。
そこで実験的に、妻の実家で休眠中だったNTTの黒電話601-Aに替えてみたら、全くノイズがのらないクリーンな音に。

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ひかり電話アダプターには2回線接続できるので、もう1つ米国で販売されていた中国製のプッシュ機をつなぎ、アンサリングマシーンも取り付けています。
本来、電話番号を書いた紙を入れる場所に、私の趣味で70年代まで存在した米国のトイメーカーのロゴを入れています。

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結果は、601-Aではノイズがのりませんが、プッシュ機では少しノイズがのる。

ひかり電話ではNTTから提供する電話機でなければノイズがのるようですね。

ただでさえ古物の多いわが家で、さらに古物が増えてしまいましたが、大変喜ばしい傾向です。

ちなみに元々の電話機は、NTTの工事をした方が「電話機が壊れているのでは」と言っていたので、プッシュ回線のみの実家で試してみたら全く問題なく使えました...

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category: COMPUTER

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YAMAHA A-7a A-960II MAINDIRECTスイッチ交換  





YAMAHA A-7a(海外モデル名 A-960II)1982年発売 96,000円

詳細スペック等は下記をご参照願います。
http://audio-heritage.jp/YAMAHA/amp/a-7a.html

本機が発売されたころ、YAMAHAのオーディオ機器は透過光スイッチを採用しており、店舗に並べられた機器群の中で一目でソレとわかる外観を呈していました。

この時代のヤマハデザインにやられた人は数知れず、今でもデザインに魅かれて使い続けている方は少なくないようです。

当時、憧れたもののシステム全体価格から諦めざるを得なかった本機をたまたま入手することができました。
状態は外装は良好ながら、MAINDIRECTスイッチが押下したままの状態を保持できない、メインボリュームを触っただけでスピーカーが壊れそうなくらいのノイズが出るという状態でした。

MAINDIRECTスイッチは分解すると、保持部分が完全に欠損していて交換を要する状態でした。
しかし、同じピン数の6回路オルタネイト動作のプッシュスイッチは現行品としては存在せず、デッドストック品を探し部品を寄せ集めて代替品を用意して交換しました。
オリジナルのスイッチはスプリングの位置保持部分が細く、構造的に問題があったように思います。

メインボリュームのノイズは、フロントパネル取付ナットが緩みアースが浮いているのが原因だったので、増し締めして回復。

ついでに電解コンデンサをELNA CERAFINEをメインにほぼ全数交換、セレクタースイッチの分解・接点研磨、全基板のハンダ修正を行いました。
オフセット、バイアスともに調整範囲にあったので、そのままサブ機として現在使用しています。

本機には、シルキーなYAMAHA音質を楽しむ以外にも、部屋の照明を落として透過光スイッチの光を楽しむという秘かな楽しみもあります(笑

MAINDIRECT用のオルタネイト・プッシュスイッチはデッドストック品を買い漁ったおかげで予備がいくつかあるし、位置保持スプリングと取付金具をオーダーすれば20~30個はあるので、当分安心です(そんなにあっても使いませんが)。




category: YAMAHA A-7a

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DIATONE MITSUBISHI DP-EC1 オートアームの修理  








DIATONE DP-EC1 1976年発売 120,000円


DIATONEのターンテーブル3機種目の紹介となります。

本機はフルオート機ながら、当時の専門誌で、トーンアーム単体での評価も高く、マニアにも受け入れられる初のオート機として紹介されていました。

一見プラ製にも見えるキャビネットは、実はアルミダイキャスト製、凄まじく重い。

本機を入手して手元に届いたら、嬉しいことにSHURE V15TYPEIIIが針折れながら付属していましたが、オート機能せず、回転ムラもある状態でした。

現在、オートアームの修理、回転ムラの修理を終え、電解コンデンサの全交換を控えている状態ですが、今回はオートアームの修理についてお知らせします。

構造図の3つの赤矢印は交換必要なゴムベルトを指しています。

④、⑤のベルトはベタツキ、緩みがありながらも原形を保っていると思います。
このベルトは1.5㎜径のバンコードを現物合わせにて作成して代用しました。
バンコードは高い耐久性から工業用機械にも使われており、オーディオ修理の世界でもカセットデッキやCDプレイヤーの駆動部分に用いられている部品です。
バンコードは熱溶着にて一本のコードをベルト状に形成する必要がありますが、この製作方法についてはネット上に多数あるので、そちらをご参照ください。

もう1つの赤矢印のベルトは、私の機械では跡形もない状態でした。
樹脂製のローラーに巻き付けてゴムローラーとして機能しているので、3本中で最も劣化が早いと思われます。ブチルゴムの薄いシートで代用品を作ってみましたが、摩擦に耐え切れずすぐに切れたため、製作をあきらめヤフオクでオーダーを受け付けている方に、内径11㎜、幅2.5㎜、厚0.6㎜ 平ベルトを発注して取り付けています。1年ほど日常的に稼動してますが問題なくスムーズに動作しています。

本機は現在も仕上げの途中ですが、回を改めて回転ムラの修理についてご報告します。




category: DIATONE DP-EC1

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ラ スコルサ ヌーボ ランドナー  


1982年製 NATIONAL LA SCORSA NUOVO
ワンオーナー品で、30年近く私の手許にあります。

※メンテナンス中の写真、Bワイヤーが無いのとFフェンダー取り付けがおかしいのはご容赦を・・・

当時は圧倒的にブリヂストンが多数を占めており、ナショナルは少数派でした。再びランドナーブームが到来したようで近ごろはネットで検索してもラ・スコルサをレストアしている方もちょくちょく見かけるようになってきましたが、私がレストアを始めた2002年は皆無でした。



今ではランドナーパーツも再生産されるなどレストア環境が少し良くなりましたが、これからレストアを始めようという方のために、入手不可能な部品、入手困難な部品を整理してお知らせしたいと思います。

・TANGE RB661ヘッドパーツ
・純正アルマイトフェンダー
・純正フロントキャリヤ
・純正左ダイナモ
・純正ヘッドライト
・純正テールランプ
・ダイヤコンペ レバーフード(輪ゴム色の)

実売価格1000円もしなかったRB661は約3年前に生産中止になってからYAHOOオークションでも高騰してしまい店頭でも見かけることがなくなりました。代替品が発売されたがデザインが異なるので、雰囲気を損なうと感じる方にはレストアの際に再メッキして使用することをお勧めします。

フロントキャリヤは純正品を見つけるのはほぼ無理で、再メッキして使用するか流通している現行品(日東、トーエイ、IRIBE、ノートン特製、FUKAYA?)で代替、あるいはオーダーになります。

アルマイトフェンダーも純正品はまず見つかりませんが、本所工研が今でもポリッシュ品を製造販売しています。

ダイナモ、ヘッドライト、テールランプ、電装三点の純正品は根気良く探せば見つかりますが、当時の輸入品の方が簡単に入手できます。最近になってサンヨーから砲弾型のプラ製LEDランプが発売されました。割と小型で、ハブダイナモで無く通常のダイナモ仕様なので当時の雰囲気に近い外見を作り出せるかもしれません。

かつてのレバーフードは少し透明度のある輪ゴム色の物でしたが、交換部品としてストックしていても経年でボロボロになってしまっているものがほとんど。見た目は良くても硬化していて使い始めて間もなく崩れてきたりします。ダイヤコンペからカフェオレのような色の透明度が無い物が現行品として出ているのでこちらを利用するか、オリジナルのワインマンのパッドの社外再生産品(茶・白)が出ているのでこちらを利用するかですが、社外再生産品は値段が高いのが悩みの種。

つまり、レストア前の状態で欠品が無い場合にはオリジナルに忠実なレストアが可能ですが、入手不可能部品の欠品があればオリジナルにこだわらずにリメイクするのが手っ取り早いです。



ディレイラーやブレーキなどはオークションや魔物系専門店の通販を利用すればほとんどの物が入手可能ですが、当時はありふれていたので競って輸入パーツに替えられていた国産パーツの方が入手困難。また、高グレード品より低グレード品の入手が難しい状況で、例えばSimplexのS001という当時最も安価なRディレイラーより最も高価だったSLJの方が簡単に見つかります。見つかり易くとも値段は高いのが悩みの種ですが・・・

部品交換の際には規格に注意しなければなりませんが、詳しい説明は下記HPを参照してください。
トライアンドエラーの繰り返しの中でスキルが向上してくる事実は否めませんが、やはり無駄な出費はできるだけ避けたいですね。

category: NATIONAL LA SCORSA NUOVO

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LANCIA THEMA V6 2.8  






1992年式 LANCIA THEMA V6 5,450,000円(当時)

プジョー・ルノー・ボルボ共同開発のPRVユニット搭載。イタリアでは大統領車にも使われていた高級車ですが、エンジンが共同開発なら、車体もフィアット・アルファロメオ・ランチア・サーブのクアトロプロジェクトで開発され、電装関係はほとんどドイツBOSCH。とことん混血が進んだ車です。

地味な印象が強いPRVユニットですが、アルピーヌV6、バック・トゥ・ザ・フューチャーでお馴染みのデ・ロリアンなどド派手な車にも搭載されています。

PRVユニットの長所は、カム駆動がチェーン方式であること。
ベルト駆動式の車では走行中にカムベルトが切れると、エンジン腰上オーバーホール、下手すると廃車、もっと下手すると大事故になりかねませんが、チェーン方式では耐久性が比較にならないほど高いので、この心配がありません。



コントロール不能になった164の恐怖感から欲しいのに164が買えず、同じクアトロプロジェクトのイタリア車ということで選びました。中島悟が雑誌の試乗インプレッション記事の中で、この車の足回り・ハンドリングを、大型FFなのにアンダーステアが出にくくコントロールし易いと褒めていたのも決め手になりました。

この車を買うとき、車屋が最初に持ってきたのはフェラーリV8エンジンを積んだ8.32でした。
アイドリング時の不規則な感じのエンジン音とトランクフードから生えてくるリヤウィングが強烈なインパクトでしたが、トルク感モリモリの発進、2速へチェンジしてアクセルを踏み込むと既に60km/hを超えている異次元のセダン。即座にやられて契約しそうになりましたが、この車の維持費は噂で知っていたので仮契約にとどめておきました。その直後、前オーナーが開業医であること、維持費で音をあげて手放したことを偶然にも知って素直にあきらめて、同じ店にあった3年落ち程度極上のフェーズ2のV6に変更しました。



ジウジアーロデザインのボディ、フェラーリ456と共通のエアコン噴出口、ゼニアの生地が張られたシート、突き板ではなく無垢の木材が奢られた内装と贅沢に仕立てられ、一見地味に見えるものの上品な雰囲気に溢れています。
しかし・・・遅い。
遅いといっても高速道路でアクセルをベタ踏みすれば速度計いっぱいまでスピードは出ます。しかし、そこに至るまでの加速が遅い。オートマの性格・性能なのでしょうが、短い登坂車線で微妙に追い越しきれないという、日常的な危険を度々感じました。
車がついてきてくれない感じで頻繁に後悔しましたね。

それに、アルファやサーブではなかったことですが、持ち主にみてもらえない。
持ち主なのに運転手にみられたり借り物にみられてがっかりすることが度々ありました。



酷評しているのではありません。

これは「大人の車」でした。

あるとき、穏やかな運転をする年配の知人にハンドルを預け、助手席に乗るととても快適であると感じました。大統領車に使われたということはそういうことだったのででしょうね。運転して楽しい車というより、寛いで運転する車でした。
でっぷり太った中年になって片手でオラオラ運転すれば似合う某国の高級セダンとは対極に位置する、乗り手の品格のようなものを要求する車でした。



この車のオーナーで有名なのは鑑定団でお馴染みの中島誠之助。
白洲次郎が新婚時代に乗っていたのもランチア。
ストラトスやデルタでラリーのイメージが強いランチアですが、本来「大人の車」を作るメーカーであることを後に書籍で知りました。

デイムラーなど欧州車にはこういう車があるので避けたつもりがど真ん中に入ってました。
当時30歳の小僧には釣り合うはずもありませんでしたが、さすがに買替資金も底を尽き、歳をとれば釣り合ってくるだろうと現在に至っています。

あれから13年余、未だに不釣合いを自覚します。
「歳をとっただけでは無理」と車に言われているような気もします。
観光地で撮った写真の中で、人力車を牽く姿が妙に板に付いている私には根本的に無理なのかもしれませんね。



フュエルポンプが壊れたのを機会に、私が大人になるまでと抹消登録、現在は実家のガレージにて動態保存ならぬ静態保存。
磨き込んで状態を維持しているので、もう少ししたら復活させようと思ってます。



最後になりますが、このクルマは不人気車とされています。
でも、人気・不人気と評価する以前に知名度が低すぎます。
ガレージ伊太利屋、マツダオートザムの2つの販売ルートで相当の台数が販売されたはずなのですが・・・。ドラマで主役が乗る車に使われたりしていれば、もう少しは知名度が高かったはずと残念に思います。




category: CAR

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PEUGEOT METRO COM70F ダイナモライト装着  






PEUGEOT METRO COM70F 2000年式

2004年にライセンス終了となり生産中止になりましたが、100年以上にわたり自転車の生産を続けてきたPEUGEOTのブランドをライセンス取得したCYCLE EUROPE JAPAN社が、台湾PACIFIC社に製造させ販売した自転車です。

当時、PEUGEOTの自転車はファッション誌等で広く紹介され、購入するのに半年待ちという状態が続いたほどの人気商品でした。いわゆるマウンテンルック車ですが、フレームに施されたクラシカルなグラフィックからか同様構成の他車とは違ったクラシカルな趣を持った自転車となっています。まだまだ現役で使われているようで、路上でもネットでもよく見かけます。

当時はフレームやパーツを黒でまとめ各所にレザーをあしらったエルメス別注モデルというのもありました(30万円くらいで流通していた)。このエルメス別注モデルはシートステーにダイナモ、フォーククラウン前にヘッドランプを装備していて実用的なので、これを参考に手を加えてみました。



ダイナモブラケットの装着時にフレームに傷が付くのを防ぐため薄いウレタンを挟んだところ、アースが浮いてライトが点灯せず、直接装着して無事点灯しました。

また、この自転車のフレームサイズが小さく窮屈なポジションで、ステムの突き出しもリミットライン上長さも短くて調整ではカバーできなかったので、ステムを日東MT-10(突き出し100ミリ、長さ225ミリ)に交換しました。

スタッガードフレームの運搬車のフォルムに近くなったような気もしますが、窮屈な乗り心地はだいぶ改善されました。



パーツ変更を検討されている方の参考にしていただけるよう、オリジナルからの変更部分を下記に記載しておきます。

交換部品
ハンドルバー:AZONIC DOUBLE WALL
ブレーキレバー:SHIMANOアリビオフラット用(アジャスターはオリジナルのPromaxの物を流用)
ステム:日東MT-10(突き出し100)
フロントキャリヤ:純正(デッドストック)
バッシュガード:スギノ製PCD110(BMX用?)
Rディレイラー:シマノDEORE XT RD-M739
シフター:TOURNEY SL-TX30-6R サムシフタープラス

追加部品
ブースターロック:LGS
ダイナモ:CIBIE J8 6V-3W 白
ダイナモローラーゴム:VIVA 赤
ヘッドライト:SOUBITEZ G611N
ライトブラケット:BROMPTON Wire-Form Bracket & Fittings for Front Lamp
ダイナモブラケット:Bush & Muller DYMOTEC brackets 406ALU
リフレクター:CATEYE

今後の予定
タイヤ:KENDA KWICK-TRAX クリーム(在庫切れが長く続いてます・・・)
サドル:藤田スプリング式本皮サドル(既に用意してますが勿体無いのでいつか・・・)
フェンダー:折れたので短くして使っているRフェンダー



追記 2010.12.10
リムドライブ位置ではダイナモが空転気味だったため、現在はタイヤドライブ位置に変更しています。







category: PEUGEOT COM 70F

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DIATONE DP-88B プーリー製作50-60hz電源周波数変換  

DIATONE DP-88B 1973年発売 54,000円(当時)

またまたマイナー機種の紹介ですが、現在、修理調整中の機材。
ベルトドライブ機を使ってみたかったのと、モータープーリーを製作・交換して50hz地域用の物が60hz地域で使えるかという実験的な動機で入手してみました。


DIATONEはターンテーブルではマイナーながら、DP-91DといいDP-88Bといい素晴らしいデザインをしていると思います。

当時価格54,000円とはいえ、アーム周辺は全て金属製で樹脂パーツはほとんど無い。この内容で現在製造したらとてもこの価格では収まらないでしょうね。



次の2つの公式を用いてプーリー径を算出をしました。

公式1 プーリー径:ターンテーブル内径=減速比
     プーリー径:ターンテーブル内径=ターンテーブル回転数:モーター回転数

公式2 60hzプーリー径=50hzプーリー径×(50/60)

ターンテーブル内径:196.98mm
50hzプーリー径(33・1/3RPM):4.19mm
50hzプーリー径(45RPM):5.73mm

公式1によりそれぞれの回転数での50hz、60hzでのモーター回転数を割り出し、その解を元に60hzでのプーリー径を33・1/3、45RPMそれぞれに算出した結果、
33・1/3:3.491667mm
45RPM:4.775mm

公式2によってもそれぞれ同じ値が得られました。
公式2は公式1を単純化しただけのものとも考えられましたが、それ以上検証せず、鈴鹿8耐用バイクのパーツ製作も請け負っている精密加工を得意とする旋盤職人の方に算出結果と50hzプーリーを渡して、製作依頼しておいたのが先日完成したので受け取ってきました。



プーリー画像の、左が出来上がった60hz用、右がオリジナルの50hz用。
思った以上に細くなった感じでしたが、算出結果通りの寸法で素晴らしい工作精度・仕上げです。
「少々高くなりました」という制作費はタバコ1カートン分程度。安くて良い仕事をしてくれました。

http://cycle.blogmura.com/randonneur/


60hz用プーリーを組み込んでみましたが、御覧のように進相コンデンサの切替スイッチがあるので50hz用と印刷されているもののプーリー交換とスイッチ切替で60hz用に変換できそうです。
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軸受けには和光チタンオイルを充填し、ベルトも新しい物に交換して単体試運転したところ、回転切替もストップウォッチでの回転数計測結果も良好でしたがストロボシートまで用意したのに、我が家の照明はすべて蛍光灯でした。

ストロボシートでの回転数観測には白熱電球が必要なので、今後はストロボを製作するか、白熱電球を用意して測定するかして、じっくり仕上げていきたいと思っています。



残るは、お決まりの電源スイッチのマイクロスイッチ交換と、場合によっては進相コンデンサ、切替スイッチの交換が必要になってくるでしょう。スイッチや半固定抵抗など接点がある素子はバラすと真っ黒に炭化していることがほとんど。それと意外にも健全な状態を維持しているものの不細工なゴム足を、スマートなスパイク形状のインシュレーターに替えることでしょうか。







category: DIATONE DP-88B-W

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DIATONE DP-91D 回転ムラのあるダイレクトドライブの修理  

DIATONE DP-91D 1975年発売 59,800円(当時)


メジャー機種の修理報告はネット上にもよくありますが、マイナー機種は修理報告どころか発売年やスペックさえわからないことが多く、私と同じように入手しても修理に困っている方も多いのではないでしょうか。
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本機はマイナー機種ですがデザインが大変よく、私の手元には2台あります。
1台はトランジスタ、電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、マイクロスイッチ、ボリューム、半固定抵抗を全交換、ダイオード、内部配線を一部交換した後、調整を業者に委託した物。
もう1台はマイクロスイッチ、ボリューム、電解コンデンサを全交換した物。

なぜ2台あるかというと、1台目を入手して回路図と見比べてみると素子が一部異なっていたので検証用に2台目を買ったという次第です。

2年近くかけて2台ともほぼ完調の状態になったので修理のポイントをお知らせします。



入手時は2台ともモーターの回転が不安定、ふらつく状態で、電源投入直後から回転が加速度的に遅くなりピッチコントロールで調整しきれない、または一旦安定しても急に回転が加速度的に遅くなって調整しきれないという共通の症状が出ていました。

修理が済んで、修理内容の違う2台の回転動作に特に違いは感じられず、上記症状が出た場合の主な原因は33回転、45回転の切替スイッチの下に装着されたマイクロスイッチ、ピッチコントロール用ボリュームにあると考えています。
これで直らなければ電解コンデンサの交換、それでもダメならサーボ回路上の素子交換・調整が必要となってきますが、まずはこのマイクロスイッチ、ボリュームの交換作業から入ることをお勧めします。
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参考までに、同じDIATONEのフルオート機DP-EC1の同様の症状も、これらの素子の交換だけでほぼ直っています。



1KΩ・Bカーブのボリューム2個(画像の物と異なり頭がギザギザのローレットタイプが必要)、3A125VAC・2A250VACのマイクロスイッチが1回路と2回路それぞれ1個ずつ。
ボリュームはミリ規格、マイクロスイッチは取付穴が対角に開いているタイプであると補足しておきます。
筺体の下から3本のネジで固定されているフロントのアルミパネルを外せばこれらの交換は可能です。
私はYAHOOオークションやGARRETT AUDIO通販を利用して入手しています。
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注意しなければならないのは半固定抵抗を必然的に交換しなければならないという迷信が広まっていることですが、製造時において半固定抵抗は波形を観測しながら調整したり電圧または電流が一定範囲に収まるように調整したりする物であり、これを安易に交換すれば当然そういった調整が必要になるので測定機を持たない素人修理では最終手段としてのみ交換するべきでしょう。

そして不幸にも半固定抵抗を交換した場合は、きちんと測定できる業者に調整依頼をした方がいいと思います。私は行きつけの有名な「オーディオ道場」を通じて調整依頼をしています。

つまり半固定抵抗以外の素子交換後も調整をするのがベストではあるが必然ではない、半固定抵抗を交換した後は必ず調整しなければならないと考えています。



次に、まず駄目になっているのが4つのゴム足で、これをそのままにしておいてはターンテーブルの水平が出せないので要交換の部品です。オーディオ用として売られている高価な物や旋盤業者に製作依頼した物を取り付けるという手もありますが、私はオーディオ用ではない物(真鍮削り出し・クロームメッキ仕上)で、M6ネジ、スパイク形状の物を使っています。1個500円で購入した物ですがわかる人には何を流用したのかわかってしまうでしょう(笑
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また軸受けオイルも経年により粘度が増していると考えられるので綺麗に清掃後、モータースポーツの世界で有名なマイクロロンの精密機械用製品であるMicrolonPrecisionOilerを注入しています。本機の軸受けは樹脂製なので、樹脂を侵さないと表記されていて潤滑能力が高い物を選びました。



以上を参考に、最低限のコスト・作業で機械を修復することをお勧めします。
1台目の修理をしているときの私がそうでしたが、こだわりだすときりが無く、肝心の音楽を楽しめなくなりますのでほどほどで止めておいた方が健全でしょう



今後はトーンアーム内のコード、RCAケーブル、つまり音声信号の通り道のリニューアルを検討中。
古い銅線は皮膜を剥くと、思った以上に露出部分から奥まで酸化しているのに驚かされます。フォノ信号は元々微弱なうえライン抵抗の増加では音にもだいぶ影響しているのではないでしょうか。





category: DIATONE DP-91D

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SAAB 900 TURBO  



1988年式 SAAB900TURBO 4,550,000円(当時)

ALFAROMEO164を大破させ、2ヶ月の入院を経た後、買ったのがこの車。
画像は壁紙としてネット上にあったものですが、同じシルバーボディのセダンでした。


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バブル期に「おしゃれな車」とされて六本木、渋谷などでよく見かけましたが、尻下がりのデザインが苦手で「不細工」という印象しかなかったので、まさか自分が買うとは思いもしませんでした。

第一印象では、164と比べるとひたすら地味、華やかさの欠片も感じられる車ではなかったのですが、乗れば乗るほど良さがわかる車でした。

試乗して驚くのがシートの座り心地の良さ。
初めは高すぎると感じたダッシュボードも計器類が見易く、左右に大きく湾曲したフロントガラスのおかげでワインディングでも他の車とは比較にならないほど見通しが利きます。
全長の割りにホイールベースが短く、車幅も狭いので小回りが利き、長時間・長距離ドライブでも疲れを感じた記憶がありません。
開口部の大きなサンルーフは開放感たっぷりで、カタログにはロープレッシャーと記載されたターボも俊敏で、短い登坂車線など「ここぞ」というときにストレスを感じさせない加速をしてくれます。
ドア開口部の下は大きくえぐられていていわゆるサイドシルがないので雨天時の乗り降りで服を汚すおそれも少ない。ドアパンチにも負けない硬いボディパネル。
高い次元で実用性・合理性を具現化していました。

「食わず嫌い」という言葉をしみじみと実感させてくれた車です。

いいことずくめのこの車でしたが、唯一の弱点はオートマ交換コストの高さ。エンジンにオートマが横から刺さったような構造のためディーラーでの載せ買え見積もりは100万~でした。

ジムカーナに使ってみたいほどの操作フィールだったし、ファミリーカーとしては欠点が見当たらないくらい良くできた車でした。この後に買って現在に至るLANCIA THEMAを含めて3台所有した車の中で、もう一度乗りたい度が最も高い車です。





category: CAR

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ALFAROMEO 164  

1989年式 ALFAROMEO164 5,630,000円(当時)

バイク一辺倒だった私が初めて買った車。
この車を買う直前までは「車は丈夫で長持ちすればそれで充分」と思っていて、VOLVO240セダンを買うために訪れた中古車屋で一目惚れ。
絶世の美女にいきなり往復ビンタされたような衝撃(わかりづらいな・・・)を覚えました。「M」というわけではなく、そんなハプニングも前向きに捉える楽天家ということです。お間違いのないよう(笑
5年落ちの中古でしたがハーレーのファットボーイを新車で買ってお釣りが来る値段でした。それでも迷いも躊躇もせずに買いました。
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購入して半年ほどで大破させ廃車となったため写真が1枚も無いので、同型同色でノーマルの画像を探して海外のネットから拝借しています。

「車の写真を撮ると事故る」という迷信には、なんの根拠もないということです。



この車の魅力は何と言っても、一目惚れして衝動買いしてしまったピニンファリーナによるデザイン。
初期型は内装のデザインも素晴らしかった。
エンジンまでもが美しかった。
そして大柄なセダンなのに乗って楽しめる車でした。

友人たちがこぞってドイツ車やセルシオを買っているとき、友人の1人がジャガーXJ6、私が164、仲間内では変わり者扱いでしたが、乗せたらイタリア車を見直させるほど優れた乗り心地、操作フィールを持っていました。アルファにしては大型のボディのセダンながら、そこはアルファ、低回転時の吸気音が目立つ静かなエンジン音が1500回転を越えるあたりから荒々しくなり、路面に張り付いたようでいて軽やかなハンドリング。
もう時効ですが、高速であっという間に2○0キロに達する加速性。
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唯一の弱点はアンダーステアが出易いこと・・・
高速コーナーでこいつが出ると・・・路上を漂う・・・

それでももう一度、程度の良い初期型のノーマル、できればマニュアル仕様車を手に入れたいと思っています。
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アルミパーツのアルマイト剥離・ポリッシュ  




ある方からの要望にお応えしてヤフオク出品した、フロントバッグサポーターというパーツのアルマイト剥離・ポリッシュを行いました。

元々は白っぽい状態ですが、これを水酸化ナトリウム溶液に浸して加熱することにより、表面のアルマイト層を溶解剥離して研磨すると黒光りしたポリッシュ状態になります。



自動車、オートバイ、自転車ほか趣味の世界で好まれているポリッシュパーツという物で、光り物が好きなのはどの趣味の世界の人にも共通のようですが、この処理は意外と難しい。

薬液の濃度、気温、加熱する温度、薬液に浸す時間の兼ね合いで仕上がり具合が全く異なります。この化学反応次第というあたりは焼き物や染色でも同様なんでしょうね。



今回、当ブログで紹介したのは、アルマイトの薄皮だけが素材を傷めずにつるりと剥けたような感じで、思いのほか下地処理であるアルマイト溶解が上手くいったためです。

この工程が上手くいくと、その後の研磨処理もしやすく、仕上がりも非常に綺麗になります(もっとも幅20センチくらいのこのパーツで整形・研磨に10時間は要します)。
失敗して溶解しすぎたときは素材の表面がスポンジ状に荒れ、物によっては使い物にならなくなります。



ちなみに、水酸化ナトリウムは劇薬なので薬局で買うには簡単な手続きが必要ですが、水周り
洗剤であるパイプマンやパイプユニッシュも薄いが水酸化ナトリウム溶液を主剤としているので、手軽にアルマイト溶解をしたい向きにはこちらをお勧めします。

私のランドナー、LA SCORSAではリムにいたるまでアルマイトを全て溶解剥離してポリッシュ仕上げにしています。










category: BICYCLE parts polish

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ハイビスカスのアブラムシ退治  

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category: Green

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交通反則の身代わりは犯罪  

大学在籍時から現在までライフワークとして法学の勉強を続けていて、親戚、友人から単なる知り合いまで狭くもないが限られた範囲の人から時々法律相談を受けることがある。

先日、無免許運転・駐車違反の身代わり要求を受けた人の相談を、ネットで読んでいて思い出したことがあった。



10年以上前に受けた相談であるが、かつて勤めていた会社でアルバイトをしていたAからのもので、概略すると内容は次のようなものだった。

執行猶予中のBが無免許かつ飲酒運転で検問に引っかかり、勝手にAの名を騙って、事後にAに身代わりを頼んできた。Aには累積違反点数が13点もあり身代わりをすれば運転免許が取り消しになり大損害だが、Bを執行猶予取消から救いたい。Bを救い、かつ自分の免許も取り消されない方法は無いか。

結論から言えば、そんな方法などない。しかし、違法な内容の相談なので回答せず、真実に基づいて行動するようにとだけ助言して早々にお引取りいただいた。



幸いなことに、それ以来Aから連絡は無く、その後どうなったか知らないが、以上の事実に現在の刑法、道路交通法を適用してBの罪責がどうなるかを検討してみる。

罪責:無免許運転罪
法定刑:道路交通法64条、117条の4により1年以下の懲役または30万円以下の罰金。

罪責:飲酒運転罪
法定刑:道路交通法117条の2第1号により5年以下の懲役または100万円以下の罰金。

罪責:私文書偽造罪
法定刑:刑法159条第1項により3月以上5年以下の懲役。

飲酒運転罪と無免許運転罪は観念的競合、この両罪と私文書偽造罪は併合罪として処理するので、Bの罪責は3月以上7年6月以下の懲役または100万円以下の罰金となり、一般的に考えれば酌量事情がないので執行猶予取消の上、この範囲で刑が下される。
前の罪の刑期の最長が3年なので、合わせて最長で10年6月の実刑となる。



次にAが現状のまま身代わりした場合について。

罪責:犯人隠避罪
法定刑:刑法103条により2年以下の懲役または20万円以下の罰金。



最後に、仮に、私がAに身代わりを薦めた場合について。

罪責:犯人隠避罪の幇助または教唆
法定刑:Aを教唆した認められれば刑法61条により2年以下の懲役または20万円以下の罰金。
     Aを幇助したと認められれば刑法62条により1年以下の懲役または10万円以下の罰金。



補足しておくと、仮に、私がAに身代わりを薦めた場合、Aには酌量の余地がある事情があるものの私にはないので、Aより重く罰せられる可能性がある。また、Aが身代わりをする代わりに損害を全てBが支払うとの契約をしていたとしても民法90条により公序良俗違反として無効となり、Bが任意に履行しなければ法的には請求することすらできなくなる。Aも私も踏んだり蹴ったりである。

なぜBは現場で逮捕されなかったのだろうか?
免許証不携帯を装い、無免許での飲酒運転。身柄を確保していればすぐに嘘がばれ、Aが無用なトラブルに巻き込まれることも無かったと思うのだが・・・

なお、事例は、いわゆる赤切符の場合だが青切符の場合でも名義冒用があれば私文書偽造罪が成立し、私文書ではあるものの事前に本人の承諾があっても文書の性質上、承諾は無効となる。

交通反則の身代わりは意外と多く行われているのかもしれない。Aも身代わりそのものが犯罪になるとは思ってなかったようだが、つい情に流されてしまうと思いもしないところで落とし穴に落とされかねない。



なお、科刑処理等で間違いなどご指摘があれば、よろしくお願いいたします。

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交通事故の意外な落とし穴 その1 自賠責の重過失減額  

 自動車損害賠償責任保険(自賠責)は自動車事故での死亡につき上限3,000万円、傷害につき上限120万円を原則として支給するが、被保険者に重過失があると支払額が減額されることをご存知だろうか。
 この場合の重過失とは、一時停止違反などが該当するが詳細は下記HPがわかりやすいので参照いただきたい。
http://www016.upp.so-net.ne.jp/solicitor-toshi/jiko-9-1kashituchiai.htm
http://www.jiyuu-office.com/jibaiseki/kijyun.html

 通常は任意保険に加入していると思われるので、死亡や大きな傷害がない場合などは、実質的に影響は小さいとも思われる。
 しかし、任意保険に加入していなかったり、死亡や大きな傷害があるとき、特に後遺障害が残るようなとき、この減額が適用されると元々大きくはない上限額が2割以上、最大5割カットされるので大きく影響するおそれがある。(自損、過失10割で全額カットとなるが、ここでは相手方のある事故を想定して記述する)

 具体的には被保険者の過失が7割以上あれば減額される。例えば、自分の非を認めない相手方にゴリ押しされて、してもいない一時停止違反を認めたりすると2割減額される。
 一時停止違反が重過失なのかという疑問を感じるが、規定がある以上仕方がない。

 以上、自賠責の範囲での減額措置について述べたが、この交通事故が通勤途中のものであり労働者災害補償保険(労災保険)の適用を受けることになると、労災保険にも重過失減額規定があるので一部支給制限がなされる。

 労災保険について次回、そして事例を挙げての説明を次々回にお知らせする。







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