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DENON DP-3000の修理 補完  



DENON DP-3000の追加作業についてお知らせします。
今後、この機種のメンテナンス作業をする予定はないので細かい点までまとめておきます。

AFTER
研磨とコーティングを済ませたスイッチボタン、ストロボスコープ窓
01_201412232214028a3.jpg


前回までの作業で手持ち在庫がなくて交換していなかった50V1μFの電解コンデンサーを交換しました。
画像中央の上部にある金色の2本、使ったのはオーディオグレード品のニチコンFG。
これで電解コンデンサーを全て交換したことになります。
02_2014122322140521b.jpg


DP-3000では振動を生じる電源トランスをガッチリ固定するのではなく、ボルト2本で吊り下げる固定方法を採用しています。
03_20141223221405a6f.jpg


そのボルトを外したところ曲がりがあったのでステンレス製のM3×25のトラスネジに交換しました。
通常のネジより頭が大きいのがトラスネジの特徴。
04_20141223221406507.jpg


これで今回のDP-3000修理作業は終わりです。
05_2014122322140273a.jpg


【作業内容】
電源ケーブル交換
筐体内アースケーブル補修
高速回転修理(2SC458×7交換)
予備的修理(2SA562×4、2SC1213×1、2SC373×1、電解コンデンサー×11全交換)

user manual、service manualともに無償で海外から入手可能、トランジスタも現在のところ廃品種はなく、素子交換後の調整もピッチコントロールのボリュームと基板上の可変抵抗器で行うだけでよい。
機械としての性能の良さに加えて、メンテナンス性の良さもDP-3000の特長です。


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category: DENON DP-3000

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DENON DP-3000の修理 その2(完)  


40年以上前の1972年に発売された往年の名機DENON DP-3000の修理。


今回は完成編です。
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回路図と交換パーツリストを手元に置いて作業を進めます。
02_2014112008520224e.jpg



半田鏝と半田吸取り器
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筐体に固定されているアースケーブルの端子が折れて浮いていたので補修します。
04_20141120085203fa5.jpg



Q1、Q8、Q9、Q10の2SA562
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前回交換したQ2、Q3、Q5、Q13、Q14、Q15、Q16の2SC458
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前回の作業後、電源SWを押し続けないと電源が入らなくなったので外した古い2SC458と新しい2SC458を調べた結果…
形状(パッケージ)変更に伴ってエミッタ(E)、コレクタ(C)、ベース(B)の順が画像のように変わっていることがわかったので、向きを変えて取り付け直しました。
13_2014112008551634d.jpg



Q11の2SC1213
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2SC458と同じく足の配置が替わっていたので、こちらも向きを変えて取り付けます。
12_2014112008551767b.jpg



Q17の2SC373
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作業中に半田鏝の熱で壊さないようにクリップタイプのヒートシンクを装着。
09_20141120085441639.jpg



半田の修正と一部の配線の手直しも済ませました。
10_20141120085439658.jpg



13個のトランジスタ、9個の電解コンデンサーを交換しています。
11_20141120085520044.jpg



スピード検出用磁気ヘッドとプラッターのクリアランスを調整して、動作確認です。

33・1/3RPM


45RPM


顔を近づけると風を感じるほどの高速回転が正常回転になりました。


まだ各部の研磨や傷んだネジの交換など若干の追い込み作業を加えますが、本来の機能を取り戻したのでブログ上では完成とします。


【作業内容】
電源ケーブル交換
筐体内アースケーブル補修
高速回転修理(2SC458×7交換)
予備的修理(2SA562×4、2SC1213×1、2SC373×1、電解コンデンサー×9交換)

【参考資料】
vynylengine:service manual入手先(registerとloginが必要)
 http://www.vinylengine.com/library/denon/dp-3000.shtml
DENON DP-3000修理記録
 http://homepage2.nifty.com/osr/dp-3k.htm
続・レコードプレーヤー(DP-3000)の修理(回路図入手)
 http://blogs.yahoo.co.jp/tkykfkgw/8522008.html
各トランジスタのDatasheet


category: DENON DP-3000

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DENON DP-3000の修理 その1  


不動品として手に入れ、長いこと放置していた往年の名機DENON DP-3000
01 - コピー

DENON銘記探訪 DP-3000

汚れはあるものの傷みが少ない外装から、あまり使われずに仕舞い込まれていた個体ではないかと思われます。

交換作業の前に丁寧に清掃します。



まず、断線していた電源コードを交換して動作確認
02 - コピー


お決まりの高速回転なのでトランジスタの不良と目星を付け、まずは2SC458を交換
03 - コピー


トランジスタ交換作業では「(1種類)交換しては動作確認」を繰り返す。

高速回転は直らず、スイッチを押し続けたまままでないと電源が入らなくなりました。
次に進む前に、一時停止して検討する必要があります。
04 - コピー



※ 機器の修理作業では可能な限り回路図を手に入れ、トランジスタなどの素子は同型品で交換するようにしています。



category: DENON DP-3000

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